サンドブラストしてみよう②

初サンドブラストはこのとき試してがっかりの結果でしたが、「メディア(砂)を換えればいけるかも?」と再チャレンジを行いました。

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ブラストガンと#60のアルミナを用意!
そして・・・

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キャビネット?

使っていないエレクタ風の金属棚を、ゴミ袋と、よく昭和の食卓の上にひいてある厚めのビニールで囲ってあります。
また、厚めのビニールには穴を開けてゴム手袋をテープで貼り付けました。

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各ビニールは上部を補強し穴を開けて、金属棚のパイプに通して引っ掛けるだけ。
あとは洗濯バサミの力で何とか・・・

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棚板の下にビニール(ゴミ袋)も吊って砂受けにしてみましたが、結構な漏れかたでした。

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上も隙間から吹き上がってるみたいですね~(汗

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中の雰囲気はいい感じ?

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えせキャビネット、使い勝手は悪くありませんでした。
ビニール越しに対象物も見えるし、下のビニールを絞って隙間加工など、砂受けも工夫すればメディアの回収率も上がりそうです。
今回メディアは、牛乳パック二つ分のアルミナを使って1つと半分回収できました。

で、結果ですが、やっぱり錆落しはダメみたいです。

塗膜(既存の塗装)は楽勝で落とせます。
きれいにはがれてグレー色の鉄の地が表れるのは気持ちいい。
でも錆は、軽いのは落とせますけど、鉄の地まで荒れているようなものは落ちませんでした。

それと、15秒くらい吹くと力が弱まって「ドガガガガガ」とコンプレッサーの再充填が始まり、しばらく待たないと十分な研磨が行えません。

思うにメディアの差というよりもコンプレッサーの性能差なのかな~?。

私の使っているのはオークション1.1万で落札した3馬力コンプレッサー(新品)。
性能は以下の通り。

60L 3馬力エアーコンプレッサー
電源:100V 50/60Hz
電流:12/14A
消費電力:1800W
タンク容量:約60L
回転数:2850/3450r/min
吐出量:190/145L
空気接続口:1/4カプラー(2×2)
最高仕様圧力:0.8Mpa(8kgf/cm2)
再起動圧力:0.6Mpa(6kgf/cm2)
圧力調整範囲:0~0.8Mpa(0~0.8kgf/cm2)
安全弁設定圧力:0.88Mpa(8.8kgf/cm2)
重量:39kg
コード長さ:1.5m
本体サイズ:高さ1010×横幅440×奥行き350(mm)

お掃除ブローとか問題ないし、塗装落しも出来るから塗装する時は大丈夫と思います。
私にとっては大本命の目的であった錆落しに威力が足りなく残念な代物でした。

消費電力だけ3馬力並なのかな?

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ほれ、キャビネットはコンパクトにお片づけできますよ~。